東山動物園

訪問日：2004年3月27日

飼　　育　　種 ・・・ 3種（キング・イワトビ・フンボルト） 　飼　　育　　数 ・・・ 17羽 　展　　　　　示 ・・・ 屋外展示。360度どこからでも見ることが出来ます。泳ぐ姿も見れますよ。 　イ　ベ　ン　ト ・・・ イベントはなし。エサの時間もよくわかりませんでした・・・。 　お気に入り度 ・・・ キタイワトビペンギンが見られる貴重な場所です！

ペンギンの展示場所はこのように屋外で360度どこからでも見られるようになっています。氷山のイメージでしょうか。距離も近く観察しやすいです。

階段を下りていくと水中のペンギンの様子が観察できるようになっていました。 なかなかペンギンが泳いでくれなかったのですが・・・。

私がここを訪れた第一の目的はイワトビペンギンに会うことでした。ここにいるイワトビペンギンはちょっとそこらのイワトビとは違うんです。キタイワトビペンギンと言って、頭の黄色い飾り羽がやたらと長く体もミナミイワトビペンギンよりも大きいと本を読んで知り、これは是非お目にかからないと！と思ったわけです。他の動物はすっとばしてとりあえずペンギンの所に行ったのですがイワトビの姿がない・・・！近くの飼育係の方に聞くとてっぺんの穴の中にオスとメスの２羽がいると教えてくれました。

イワトビペンギンの登場を待つ間、とりあえずキングとフンボルトを見ることに。どちらもすごく近くで見ることができました。キングは換羽中の子もいて羽がボワッとなっていました。(それがまたかわいい！)換羽中でしたが結構ウロウロと歩き回ってました。

何やら怪しげな三角関係のキングたち。２羽が交互に鳴き合っているところにもう１羽やって来て険悪なムードに・・・！？そこにすっとぼけた表情のフンボルトがペタペタとやってきて「何やってんのー？？？」って感じなのが笑えました。こういうフンボルトのキャラが大好きな私です。

朝からねばってようやく２時過ぎに待望のイワトビペンギンが穴の中から登場！！でも１羽だけでした。イワトビペンギンが穴の中から出てくるとお客さんから「おーっ！！」と歓声が上がりスター登場といった感じ。

スターはスロープをピョンピョン飛び跳ねながら降りてきました。やはり今まで見たイワトビペンギンとは違う！！と興奮気味に凝視してしまいました。頭の飾り羽がすごく長くて風になびいていて、体も大きく立派な感じでした。顔つきもミナミイワトビペンギンよりも少しキツイ気がしました。(個体差かもしれませんが・・・。)

そんなイワトビペンギンに見とれているといきなり水中にダイブし魚を数匹食べていました。食べたらさっさと陸に上がり、またスロープを上がって行くペンギン。「えっ！！もうお帰り！？」と思っている間にあっけなく穴の中に消えて行きました。お腹が空いて出てきただけだったのね・・・。(涙)

イワトビペンギンが1羽しか見れなかったのとエサの時間がわからなかったのが少し残念でしたが、キタイワトビペンギンに会えた喜びは大きかったです。ミナミイワトビペンギンしか見たことのない人にはオススメです！