長崎ペンギン水族館 |
訪問日:2004年2月8日 |
飼育種・飼育数・展示・イベント・お気に入り度の情報は最新の訪問記をご覧下さい。 → 最新の訪問記(2010年3月)はこちら |
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エントランスを入って最初に目に飛び込んでくるのが この巨大な水槽「ペンギンプール」。 深さは4mでジェンツー達が元気良く泳いでいました。 水もガラスもとてもキレイでまるで自分が海の中にいるような気分に なってしまいました。 そして、この水槽の向い側には長寿世界一の記録保持ペンギンである キングペンギンの「ぎん吉」の姿がありました。 私が訪れた時には39年9ヶ月の生涯を終え剥製となって来館者とペンギン達を見守っていました。 通常、大型ペンギンの寿命は20年程度と言われている中、 これだけ長生きさせることができたこの水族館はやはりすごいと思いました。 |
2階に上がると先ほどのペンギンプールを上から見ることができます。 ここにはキング、ジェンツー、マカロニ、イワトビの4種がいて マカロニ以外の3種はガラス越しですがとても近くで見れました。 マカロニは端の方にいたので少し見えにくかったです。 |
このプールでは1日2回ペンギンのお食事タイムがあり 飼育員の方がペンギン解説をしながら餌を与えます。 ガラスのすぐそばで餌やりをしてくれるので良く見えます。 |
そして食後には必ずペンギン達を泳がせるのがここのしきたり(?)のようで、「ペンギンさ〜ん!泳いで下さ〜い!!」と飼育員の方が ペンギン達をプールの方に誘導します。でも、キングペンギンは あまり泳ぎたくないのかプールのふちまで来ても飛び込もうとせずに粘ります。飼育員の方も負けずに 「先頭のペンギンさ〜ん、立ち止まらずに飛び込んで下さ〜い!」と。このやり取りがけっこう笑えました。 仕方なくプールに入ったキングペンギンたちですが、あっと言う間に陸に上がり「一応泳いだからこれでいいよねっ!」って感じでした。 |
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2階には他にペンギン18種の幼鳥、亜成鳥、成鳥の図が書いてあるパネルや「ペもの」と呼ばれるペンギンが描かれた切手や紙幣などの展示品、さらには多くのペンギン情報を引き出せるタッチパネル式のパソコンなどがありました。 |
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屋外のペンギン達です。ここにはフンボルト、マゼラン、ケープの3種がいました。 みんな活発に動いたり泳いだりしていました。2階からこの場所を眺めることもできます。 |
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『エサやり体験』はこの屋外の展示場のフンボルトエリアに人が入っていき 餌をあげることができます。 餌を持って入るとペンギン達はものすごい勢いで寄って来るので うれしくて、うれしくて! このイベントは土・日・祝の実施で先着30名ですが、 普段は外からしか見ることのできない場所に入ることができ、 いつもとは違った写真を撮れるチャンスもあるのでオススメです。 |
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『バックヤードツアー』も先着15名ですがペンギンの巣を裏側から見れるのでこれもまたオススメです。 ペンギンの餌の調理場、機械室、魚の水槽の裏側と見学して行き、最後はペンギンの巣で締めくくり。 私がお邪魔した時には数組のカップルが巣の中でまったりしていました。 コンクリートで仕切られた同じような巣が並んでいるので間違っちゃうペンギンもいました。(笑) 中にいたペンギンに睨まれて「あれっ?違ったのかな?」とオトボケな様子で引き返してましたけど。 |
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そしていよいよ『ペンギンパレード』の時間に。 キングペンギン13羽が歩いて水槽から出てきます。 ひとまず2階のテラスで全員待機してパレードが始まるのを待ちます。 |
がっ!!よく見ると後ろの方に小さいのがっ!! 実はマカロニペンギンの「ドリー」なんです。 パレードの時間になると「外に出して〜!」と 飼育員の方にアピールするらしく、 キングペンギンと一緒にパレードに参加することになったそうです。 |
パレードが始まると2階から1階に降りるスロープを 歩いていき広場に到着。 広場ではペンギン達が橋を渡るショーがあり、 もちろんドリーもちゃんとついて行きます。 体が小さいせいか少し遅れ気味ではありますが。 |
その後はしばらく広場で記念撮影タイム。 室内では少し見えにくかったマカロニペンギンが すごく近くで見れて大感激でした。 |
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最後は『フンボルトタッチング』。これは並べば誰でも参加できます。 フンボルトペンギンとふれあえて記念撮影まで出来てしまいます。 この日登場したのは「大吉」と「ひなたん」(♂)の2羽。写真は「ひなたん」で、 この水族館生まれのようでとてもおとなしかったです。 ふれあい度の高いこの長崎ペンギン水族館に大満足でした。 |
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