Pohatu Penguin Tours
訪問日:2005年10月14日
 生  息  種 ・・・ 2種(ハネジロペンギン・キガシラペンギン)
 観  察  数 ・・・ 約10羽(季節や時間帯によって違いがあります)
 ツ  ア  ー ・・・ 私たちが参加したアカロアからのツアー(所要時間:約4時間・大人 NZ$48)の
他にもクライストチャーチ出発の日本人ガイド付きツアーもあるようです。
 お気に入り度 ・・・ ハネジロペンギンが見られるツアーは貴重です!

いい眺め〜♪アカロア出発のツアーを予約し、約束の時間に集合場所に行くと
バンに乗った陽気で小柄なおばちゃん、ヘルプスさんが登場し
挨拶もそこそこに車に乗ってレッツゴー!
(ツアー参加者は私たち以外に2人でした。)
すごい山道(ガードレールなし!)をクネクネと登って行き
途中、景色のきれいな所で少し散策したりもしました。
ミルクやり
   私有地に着くと車を降り、なぜか子羊にミルクをあげることに。(笑)
   たくさん羊がいました。
   奥に見えているのがヘルプスさん家。

 そしていよいよペンギンを見るためにFLEA BAY(POHATU BAY)へ。
 FLEA BAY(POHATU BAY)は自然保護局から委託を受けた地元農家のヘルプス夫妻が管理をしている私有地です。
この先にハネジロが・・・!
   写真のような小道を歩いて移動します。
   ヘルプスさんは意外と早足でちょっとハード気味。。。
   歩きやすい靴で行って下さいね。
   あ〜、もうすぐハネジロペンギンに会えるんだ!とワクワクしてきました。
巣箱
しばらく歩くとペンギンの巣箱がいくつかある所に着きました。
ヘルプスさんは色々と説明してくれていたのですが、
ほとんど理解出来ませんでした・・・。(涙)
まったりしてたのになによ〜!
         巣箱の上の石を下ろして蓋を開けると
         いました、いました♪
         ハネジロペンギンとの初対面です。
         背中の色がグレーっぽく
         コガタペンギンの濃いブルーよりも薄い感じです。
         ちょっと不機嫌そうですが大丈夫でしょうか・・・。
調査中。。。
ヘルプスさんは巣箱の番号と時間
巣箱にいたペンギンの数などをノートに記録していました。
毎日、そうやってペンギンたちの記録をつけているようです。
眩しいんですけど。。。
        別の巣箱を開けると、こちらには2羽いました。
        びっくりしたのかな?
        それにしてもプリッパー(羽)の白い縁の部分が多い!
        感動です!(ハネジロペンギンはコガタペンギンよりも
        羽の白い縁が太いそうです。)
フレアベイ
巣箱のペンギンたちを後にしてどんどん進んで行くと
パッと景色が開けるところに出ました。
どうやらこの辺りで海から帰って来るペンギンを観察するようです。
帰って来るかな〜?
ここにいるよぉ。     しばらく岩場を眺めていると
     ヘルプスさんが「いたっ!」と言ったので
     指差す方を見ると
     きゃ〜っ!!いるぅ〜!!
     感動のあまり写真を撮ることも忘れて見つめちゃいました。
     アシスタントは私より冷静だったのか
     こうしてちゃんと写真を撮ってましたね・・・。
休憩中。。。
私たちのいる場所からペンギンたちまでの距離は結構あったのですが
ヘルプスさんが立派な双眼鏡を貸してくれたお陰で
ばっちりはっきり見ることができました。
コガタペンギンよりも体形がコロッと丸い感じでかわいい印象でした。
海から上がってちょっと一休みといったところでしょうか。
この辺りにも棲んでます。
    ハネジロペンギンに夢中になっていた私たちは
    なんとキガシラペンギンにも遭遇したのです!!
    ここでもお会いできるとは感激〜!
    なんだかこちらを見ているような気が・・・。
    ニュージーランド最北に生息するキガシラペンギンですね。
ワラワラ。。。右手にはハネジロペンギン、左手にはキガシラペンギンがいて
どこを見ればいいのかわからないと贅沢な悩みを抱えつつ
観察は続きます。
ハネジロペンギンはまた数羽海から上がったようで少し増えてます。

この後、場所を変えてしばらく観察したのですが
この他のペンギンたちを見ることはできませんでした。

泳いでます。。。 観察ツアーを終えた私たちをヘルプスさんが
 また集合場所まで車で送ってくれてツアー終了です。
 少人数のツアーなので本当にゆっくりペンギン観察ができました。
 ツアー時間は比較的長いですが
 ハネジロペンギンが見られるツアーは貴重です。
 野生のハネジロペンギンに出会った時の感動はこの旅一番のものでした。