はじめに | ||||
今回も前回のオーストラリア旅行と同様にひたすらペンギンを見るという極端な目的のため 自由のきく個人旅行を選択しました。 前回は私自身がかなり綿密な計画を立てて臨んだのですが, 今回は旅行準備段階で仕事が忙しくほとんど時間がなかったため, かなり粗く作成した旅程を元に臨機応変に進めることとなりました。 |
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10月8日(土) | ||||
出 発 | ||||
ニュージーランドへは関西空港よりニュージーランド航空がクライストチャーチ(Christchurch)経由オークランド(Aukland)行きの直行便を運行しており,関西在住の我々にとっても便利です。 この便はJALとのコードシェア便で我々はJAL 5198として航空券を購入しました。 夕方の18:15 関西空港を出発。この日は機中泊でクライストチャーチまでは約11時間30分の フライトです。 |
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10月9日(日) | ||||
ニュージーランド到着 | ||||
ニュージーランドでは10月よりサマータームが始まっており日本との時差は4時間 (通常は3時間)となっています。クライストチャーチ空港へは9:50に到着しました。 この後,この飛行機はオークランドに向かいますが,クライストチャーチで降りる人が 多いみたいですね。やはり観光客は南島の方が多いのかもしれません。 我々はクライストチャーチ空港でニュージーランド航空の国内線に乗り換え 南島南部の地方都市であるインバーカーギル(Invercargill)に向います。 前回のオーストラリア旅行ではタスマニア島に渡るための最初の国内線乗換えで えらく小さいプロペラ機が登場して驚いたのですが・・・ |
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ATR 72-500 | ||||
うわっ,やっぱり・・・予感的中。 ATR 72-500という機体でした。日本から観光客で いきなりインバーカーギルに入る人って あまりいないみたいですね。 フィーリングで旅程を立てた部分もあったので, またまたマニアックな路線を選択したみたいです。 NZ 5005は11:30にクライストチャーチ空港を出発し, 1時間半程で12:50 インバーカーギル空港に 到着しました。ちょっと曇ってますね。 |
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レンタカー | ||||
Nationalレンタカー(EUROP CAR)で車を借りたのですが空港にカウンターがありません。 誰か迎えに来て事務所に連れて行ってくれるらしいのですが,結局13:30を過ぎたところで ご機嫌なおっちゃんが迎えに来てくれました。 実は前回のオーストラリア旅行の時に,レンタカーの主流は日本車か韓国車と聞き, 仕事(※1)を思い出したくないので,予約時に日本車を強く希望していました。 そして,カローラ 1500cc MT車の約束をもらっていました。 しかし,実際に出てきた車のはHYUNDAI ELANTRAと韓国車。 しかもAT車という苦い思い出があります。 注※1 私は会社では韓国営業担当,しかも間接的に韓国車に関係のある仕事をしている。 今回も当然日本車の 1500cc MT車を希望し,カローラの約束をもらっていました。 じゃじゃ〜ん! しか〜し,出てきたのは またまた韓国車・・・DAEWOO CALOS やん!! 呪われてるのか?? まぁ,なんともフラッシュバックのようです。 このご機嫌なおっちゃんには文句を言う気にもなれません。 まっ,MT車やしいいか・・・と諦めて先に向かったのでありました。 |
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バック!! | ||||
まず最初は情報収集のためインフォメーションセンターに立ち寄ります。 インバーカーギル市内周辺の見所や翌日訪問予定の ケトリンズコースト(Catlins Coast)関係の情報を集めることができます。 特に,ケトリンズコーストは潮の干満による見れる場所が変わってくるので, ここでTide Time(干潮/満潮の時間)を調べておく必要があります。 8:00頃 満潮/14:00頃 干潮ということでした。 翌日は正午近くに目的地に到着するように決めました。 ちなみに,このインフォメーションセンターは博物館(サウスランド博物館)を兼ねており時間があれば見るのも良いでしょう。 トゥアタラ(Tuatara)というめずらしいトカゲがいるそうです。 銅像もありました。 我々は時間がなかったので,宿に向けて出発することにしました。 駐車場へ前から突っ込んだ車をバックさせようとしたところ・・・ あれっ!ギアが入らない!! 写真を見ればわかりますが,この車バックギアが1速の左上にあります。 あせったぁ・・・気を取り直して。 あれっ!やっぱりギアが入らない!! 何度やっても,シフトレバーが折れそうです。これは困った・・・ 「ゆきる〜 前から押してくれぇ〜」 ⇒ これで,とりあえず脱出。 (NZで最初の作業が車を押すことなんて!人生何があるかわかりません。。。by ゆきる) 気を取り直してレンタカーを手配した旅行代理店に連絡すると,急いで確認するとのこと。 しばらくして,操作方法の連絡がありました。 「シフトレバーを上に引っ張てバックギアに入れてください。」 そんなん普通知るか!!だから日本車がよかったのにぃ・・・。 |
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インバーカーギル(Invercargill) | ||||
国道1号線を町外れまで走り15:00頃には その日の宿である「Ascot Park Hotel」に着きました。 受付でチェックインした後, それぞれの部屋まで車で行って入ります。 ニュージーランドはこのような形態のモーテルや B&Bが多いです。 インバーカーギルはそれ程見所のある町ではないのですが, とりあえず町のシンボル的な存在の水道塔に行きました。 1889年建造の渋い建物です。 ラッキーなことに日曜日は上まで 登れるようです。 早速登ってみましたが,すごい急な階段。 塔の上からはインバーカーギルの町が一望できます。 その他の見所といえば,先ほどの博物館かその隣にある クイーンズ・パークといったところです(右写真)。 |
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ブラフ(Bluff) | ||||
日が暮れるまでにインバーカーギルの南にある港町
ブラフに行ってみることにしました。 途中何かよくわからない黄色の花が一面に咲いておりきれいでした。 ブラフはスチュアート島(Stewart Island)に渡るための 中継地としては有名ですが, 何の変哲もない静かな港町です。 町の端っこがニュージーランドを縦断する国道1号線の南端にあたるスターリング・ポイント(Stirling Point)です。 そこにある,各国の主要都市までの距離表示には東京・・ そして,何故か熊谷の名前が。 どうやら熊谷市とインバーカーギルは姉妹都市の関係に あるようです。 その後,市街地を見渡せる丘であるブラフ・ヒル(Bluff Hill)に 登ってみました。 ブラフ・ヒルからはスチュアート島も見ることができました。 本当はもっと時間があれば手付かずの自然がたくさん 残っているスチュアート島にも行きたかったのですよ。 インバーカーギルに戻り夕食を「Lone Star Cafe & Bar」にて 肉を食べました。それにしてもすごいボリューム。 しかし,味は・・・・繊細な日本人には・・・う〜ん,どうでしょう。 |
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