10月7日(木)
この日はホバートから日帰りで寄り道をしながら古い監獄跡のあるポートアーサーを
目指します。午前中は晴れていましたが,風が強く少し肌寒い日でした。

朝,ホテルを出発しバッテリーポイントにあるパン屋さん「Jackman & McRoss」で
昼食用のパンを買いました。
 リッチモンド 
リッチモンド橋
ホバートの北東にあるリッチモンドに寄り道しました。ここにはオーストラリアでも屈指の古い歴史的建造物がたくさんあります。

ここには1823年に囚人達によって
建造されたというオーストラリア最古の橋,リッチモンドブリッジがあります。
周囲では水鳥達がくつろいでおり
心を和ませてくれます。
St ジョン教会

右はリッチモンドブリッジのすぐ近くにある
セントジョン・カトリック教会。こちらも1937年建造で
オーストラリア最古のカトリック教会だそうです。
周囲の景色と調和した,非常に美しい建造物です。
リッチモンド監獄
リッチモンドにもポートアーサーと同様に古い監獄跡が
あります。実はこちらの監獄の方が1825年の設立と
ポートアーサーよりも古いそうですが,監獄跡ばっかり見ても仕方がないので外から眺めるだけにしました。
 ポートアーサー 
ポートアーサー全景
監獄の町として有名なポートアーサーには
11:30頃に到着しました。

朝,昼食用として買ったパンを車の中で食べた後,
監獄跡に入場。
死人島フェリー入場券には船で死人島等を巡るツアーと
案内人が監獄跡を説明しながら案内してくれる
ウォーキングツアーが含まれています。

写真の船で死者が葬られたという死人島や少年囚人を
隔離したというポイント・ピュア付近をグルッと一周回って
帰ってきます。
ウォーキングツアーの方ですが,案内人の喋ること喋ること・・・。
同じ場所から中々動きませんし,英語がさっぱり分かりませんので
今後どのように進行していくのかも分かりません。
30分程我慢したのですが,遂に案内人が後ろを向いている隙に脱出!
自分達で勝手に見て回ることにしました。
刑務所
まず目に付くのは刑務所跡です。
中に入ると思ったより複雑にアップ・ダウンしており何とも言えない迫力ある光景です。

空もどんより曇ってきており
雰囲気も出てきました。
独房
独房の中を見ることも出来ます。

その他にも廃墟という形ではありますが,教会や病院,役人の家といった当時ここで暮していた人々の生活の跡,そして悲しい過去が生々しく目の前に広がります。
見張り塔病院
ポートアーサーのあるタスマン半島は国立公園にも指定されており,タスマンアーチ等
美しい景勝地がたくさんあることで知られています。
しかし,監獄跡で思っていたより多くの時間を費やしてしまい出る時には
16:00前と遅くなっていました。また,天候も急速に悪化し雨がかなり降ってきましたので,
この日は無理をせずホバートに戻ることにしました。
 夕食 
シーフード

ホバートに戻り,サラマンカプレイスの近くにある
「Sisco's On The Pier」というレストランで夕食をとりました。

前日がお肉でしたのでこの日はシーフードです。
価格の割にはボリューム満点で,日本人にはちょっと多いかも。

この日の宿も前日と同じ「Macqarie Manor」です。