埼玉県こども動物自然公園

訪問日：2012年 3月2１日

飼　　育　　種 ・・・ 1種（フンボルト） 　飼　　育　　数 ・・・ 23羽 　展　　　　　示 ・・・ 屋外展示（ペンギンヒルズ内で自由に生息中） 　イ　ベ　ン　ト ・・・ ペンギンのランチタイム（毎日2回、先着30組、別途300円） 　お気に入り度 ・・・ フンボルトペンギン本来の生息環境を知ることができます！！

2011年4月26日にオープンした新しい展示スタイルの「ペンギンヒルズ」。入口には「ペンギン注意！」の標識がありました♪    広さ3900�uの世界最大のこの展示施設では23羽のフンボルトペンギンが暮らしています。    フンボルトペンギンの生息環境に近づけ、ペンギンたちが伸び伸びと暮らせるように作られたこの施設内をペンギンたちは    自由に動き回ることが出来ます。南米チリから「フンボルトペンギン生息域外特別保全施設」の指定を受けています。

入口を入ってすぐのプールには造波装置があり波がざっぷんざっぷん来ます。予想以上に大きい波でした。    ペンギンたちは波に身を任せて心地良さそうに泳いでいましたよ。プールの反対側は浜辺のように浅瀬になっていました。

奥に進んでいくと土の斜面にボコボコと開いた穴がいっぱい！ここはペンギンの営巣地なんです。    本来フンボルトペンギンの巣は土に穴を掘ったところなんですね。

ヒルズを入ってすぐにお出迎えしてくれた亜成鳥の「ペンペン」 まだまだ好奇心旺盛で一羽で ウロウロしていました。 人を怖がることも全くなくすぐに 仲良くなれました☆

そして他のペンギンたちはプールの端で揃ってお出迎え(？！)です♪    ペンギンたちには名前が付いていてフリッパーバンドで見分けられます。    ヒルズの中は柵などなくペンギンたちがすぐそばにいます。入口の「ペンギン注意」の標識はやっぱり必要です(笑)

毎日2回行われている「ペンギンランチ」。各回先着30組で別途300円必要です。    ペンギンヒルズでは餌やりも柵の中に入るのは人の方(笑)設置された柵の内側から餌のアジをトングであげます。    なかなかの食い付きで楽しかったです♪

ペンギンランチが終了すると こぞってプールに入っていきました♪

チリ国立サンチアゴ・メトロポリタン公園とフンボルトペンギンの    保護・保全の国際協定を結んでいるこの施設。    （市立しものせき水族館 海響館 も同協定を締結しています）    フンボルトペンギンの生息地にお邪魔してペンギンたちを観察する    というスタイルは新鮮です♪    日本では良く見かけるフンボルトペンギンですが    実は絶滅危惧種なんですよね。。。