南紀白浜アドベンチャーワールド
訪問日:2004年12月4日
 飼  育  種 ・・・ 国内最多の7種(エンペラー・キング・ヒゲ・アデリー・ジェンツー・イワトビ・ケープ)
 飼  育  数 ・・・ 総数220羽以上でこちらも日本一
 展     示 ・・・ 2カ所の大きな水槽があり見ごたえ充分。泳ぐ姿も見ることができます。
 イ ベ ン ト ・・・ 『ペンギンパレード』・『ペンギンお食事タイム』・『ペンギンバックヤードツアー』
(別料金)など盛り沢山!『バックヤードツーア』ではペンギンにふれあえます!
 お気に入り度 ・・・ 星星星 飼育種は充実の7種、飼育数は日本一なので文句なしの五つ星。
とにかく飼育数に圧倒されます。
 前回の訪問記(2004年1月)はこちら 

エンペラーペンギンのヒナ
エンペラーペンギンのヒナの展示入園して真っ先に「ペンギン王国」に向かい、エンペラーペンギンのヒナを見ることに。
日本ではじめて(世界でもアメリカのシーワールドに次ぐ2施設目)孵化したヒナです。
ヒナが入っていたタマゴ

       ヒナが入っていたタマゴの殻も
       展示されていました。
ヒナ♪ヒナ☆ヒナ★
 こんな感じで朝一番の私たちをむかえてくれました。2004年9月24日生れ。この日のヒナは71日令で11,145gでした。
 孵化時は295gと小さかったのにあっと言う間に大きくなったようです。
 なんでこんな顔の模様なんでしょうね・・・。
 真っ白の氷の上で親ペンギンの足元から顔だけ出してエサをもらう時に分かりやすいようになっているとか。
 成鳥ではエンペラーペンギンとキングペンギンは似ているのに、ヒナは全然違うんですよね。

ペンギン王国
ペンギン王国 キングペンギン

「ペンギン王国」はベビーラッシュで、キングペンギンも抱卵中でした。
卵があるペンギンは足の上に卵をのせて、
お腹の抱卵嚢(ほうらんのう・・・お腹の皮)を被せてじっとしていました。
近くを他のペンギンが通るとくちばしでつつくなど、殺気立つこともしばしば。
子育て中のペンギンたちはちょっとナーバスなのかもしれませんね。
ジェンツーの親子1
こちらはジェンツーペンギンの親子。
今年は9羽のヒナが誕生したようでかわいい姿があちらこちらに。
ジェンツーペンギンは通常2個の卵を産み孵化させますが、
野生では2羽とも育つことは少ないようです。
ですが、ここは超安全地帯。
2羽とも元気に育てているペンギンもいましたよ。
ジェンツーペンギンの親子2
             
             ヒナは常に親ペンギンの側から離れませんが、
             飼育係の方のお話では朝などはちょっと冒険して
             ひとりでフラフラお出掛けしている子もいるとか。
             他のペンギンに気を付けるんだよ〜。
             (右は親ペンギンのおしり)
イワトビペンギン1年程前に仲間入りしたイワトビペンギン。
前回の訪問時にはイワトビペンギンだけ別の場所で
飼育されていましたが、キングペンギンとジェンツーペンギンと
一緒に暮らすことになったようです。
後から入ってきたせいかちょっと落ち着きがありませんでした。
安心できる居場所がないのかな?
この水槽は結構過密ですから・・・。
イワトビペンギン2

海獣館
海獣館のペンギンたち「海獣館」の2階にいるのは
エンペラーペンギン・アデリーペンギン・ヒゲペンギン・キングペンギンの4種。こちらもベビーラッシュでした。
海獣館
ヒゲペンギンの親子

ヒゲペンギンの親子。
ヒゲペンギンは2個の卵を産み孵化させます。
このペンギンもよく見ると2羽ともちゃんと育ててますね!
それにしてもなんでヒナってこんなにかわいいの〜!
成鳥アデリー、亜成鳥アデリー

アデリーペンギンもヒナがいたようなのですがよく見えず、
写真に収める事ができませんでした・・・。
でも亜成鳥のアデリーがいたので撮ってみました。
左が成長で右が亜成鳥です。
亜成鳥の方が顔の黒い部分が少ないのが特徴。
黒い部分が目の下までしかないですが成鳥になると
あごの辺りまできます。
お食事タイム
ペンギンのお食事タイムの様子です。
食事の時間は入園時に貰える「Park Guide」に載っていました。
飼育係の方がエサをあげながらペンギンの解説をしてくれます。
エサはエンペラーとキングにはホッケ、
アデリーとヒゲにはシシャモやイカナゴを与えているそうです。
でもキングペンギンがシシャモとイカナゴも
食べたそうに見つめています。

ケープペンギンの居場所
ケープペンギンの展示ケープペンギン1ケープペンギン2
    ケープペンギンは2箇所に分けて展示されています。1つはアシカスタジアムの横。
    前回の訪問時には2箇所ある事を知らずにいました。「PARK MAP」にもなぜか載っていないのです。
    そのせいか妙にヒッソリしていました。
ふれあい広場のケープペンギンもう1箇所が「ふれあい広場」の中にあります。アザラシの近くです。
こちらには2羽しかいませんでした。
ケープペンギン

ペンギンディスカバリー
          今回最大の目的のペンギンバックヤードツアー『ペンギンディスカバリー』。
          1日限定10名と知り、開園の1時間前に到着し並びましたよ・・・。
          (トホホホ・・・。平日ならそこまでしなくてもいいかもしれませんが。)
          入園ゲートを入った所にツアーの申込みデスクがあり、入園とともにダッシュしました!
          という事で、無事ツアーチケットを手に入れ参加できることに!!
2個の卵ツアーではまず、エンペラーペンギンのヒナの誕生と人工飼育についての
解説がありました。ヒナが卵から孵る様子を撮ったビデオも見せてもらいました。
また、エンペラーペンギンとキングペンギンの卵(本物で重さも同じにしてあります。)を触らせてもらいました。
卵もやっぱりエンペラーペンギンの方が丸っこいんですよね。
(左がキングペンギン、右がエンペラーペンギンの卵。)
エンペラーペンギンの卵はまだ日本には数個しかない貴重な物のようです。
アドベンチャーワールドでは以前に2個の卵が産まれたのですが、1回は無精卵、
もう1回はお父さんペンギンが足の上から卵を落としてしまったので、
今回は人工孵化に切り換えたそうです。
エンペラーのヒナ♪エンペラーのヒナ☆エンペラーのヒナ★
     そしていよいよエンペラーペンギンのヒナとスペシャルご対面です。
     もちろんツアーに参加しなくてもヒナを見ることはできますが、
     ツアーではキレイなガラス越しにもっと近くで会えちゃいます!!
     係の方が一般展示の所からヒナを連れて来てタオルをひいた大きな水槽の上にのせてくれました。
     「・・・・・・。」なんでしょう。。。この何とも言えないぬいぐるみのようなかわいらしさは!!
     と見とれているのも束の間。ヒナが台からダイブして脱走!(笑)
     連れ戻されてもまたダイブして脱走を繰り返すので台の上に置くのは諦めて地面に置くことに。
     飼育係の方がヒナとの記念撮影もしてくれました。もちろんガラス越しですよ。
エサやり体験次はいよいよ「ペンギン王国」のペンギンたちにエサやり体験です。
水槽に入るとまず一番おとなしいキングペンギンと記念撮影をしてもらえます。
その時にはタッチもできます。
その後はエサやりの説明を受けエサやり開始!
シシャモとイカナゴをジェンツーペンギンとイワトビペンギンにあげれます。
エサやりに挑戦中ジェンツーペンギンにエサやりをしたのは初めてでちょっと
難しかったです。なかなか食べてくれなくて・・・。
でもだんだんとコツを掴んできてうまくあげられるようになりましたよ。
アシスタントは苦戦していたようで一匹しかあげれなかったそう・・・。
エサやりの様子は係の人にカメラを預けると撮ってくれます。
ハッキリ言ってエサやりが楽しくて写真なんか撮ってる余裕なんて
ありません!

ペンギンパレード
ペンギンパレード1ペンギンパレード2
         この日はあいにくの雨でしたがパレードは縮小版で行われることに。
         平日はケープペンギンのみのパレードのこともあるのでご注意を。
ペンギンパレード3

クリスマス前だったので「ペンギンパレード」もクリスマスバージョン!
キングペンギンやジェンツーペンギンがクリスマスらしい
お飾りを背負って登場しました。
お正月だと門松なのかな?
いつもよりお散歩の距離は短かったですが
特別バージョンが楽しめました。

Gメン’75
ふれあいイベントが開催されていて
前回よりも満足度の高い一日でした。
何よりもエンペラーペンギンのヒナに会えた事が
嬉しかったです。
ヒナの成長をまた見に行きたいものです。

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