5月4日(水)

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 マラクーパ鍾乳洞(Marakoopa Cave)&土ボタル 
この日はタスマニア島の中央部を目指し途中の見どころを見学しながら南下していきます。
まず,C132号線→C136号線と元来た道を少し戻って,C138号線に入ります。
この辺りモール・クリーク・カルスト国立公園(Mole Creek Karst NP)には鍾乳洞が多く,その内,
最も有名なマクラ―パ鍾乳洞を目指します。B12号線からC170号線に入り終点が目的地です。
マクラーパ鍾乳洞この洞窟は,現地の個別ツアーへ参加することで入ることができます。
ガイドのおじさんが案内してくれて洞窟内の電灯を要所で付けては消しを
繰り返し中に進んでいきます。この洞窟には土ボタルという暗闇で発光する
昆虫が多数生息しており,ポイントで電灯を消すと天井一面に星空のような
光景が広がります。もちろん撮影禁止なので,お見せできないのは
残念ですが,実際撮るとしてもこの光では相当テクニックがいるでしょうね。
マクラーパ鍾乳洞
 またカモノハシ挑戦 
ユニオン・ブリッジマラクーパ鍾乳洞から主要道のB12号線に戻り少し東進した後,C137号線を北上すると河口のデボンポート(Devonport)や
ラトローブ(Latrobe)も流れていたマージ川(Mersey River)に
再び出会います。このC137号線上のユニオン・ブリッジ
(Union Bridge)の下を流れるマージ川でもカモノハシを見ることができるそうです。結局見れなかったですけどね。
何せ,いつ見れるかわからないので,今回のツアーでは行く場所行く場所で,なるべく多くの
カモノハシ・ポイントを訪問できるように設定されているのです。私達はロッジの池で既に見ることが
できたので,焦りはなかったのですが,この時点でツアー参加者でただ一人,
T夫妻の奥さんが運悪くカモノハシを見ることができていないという状態なわけです。
 蜂蜜とかラズベリーとか 
ここから,B12号線に戻り再度東へ向かいます。途中,チューダレー(Chudleigh)にある,
蜂蜜屋さんハニー・ファーム(The Honey Farm)でお土産の蜂蜜を購入します。
まず,この建物の外観,蜂が張り付いています。かわいらしいですよね。
中では様々な種類の蜂蜜を試食できるようになっており,ガイドのN氏は慣れたもので
片っ端から試食しています。
ハニー・ファーム試食中☆
もちろん,気に入った蜂蜜を都市部や免税店で買うより遥かにお得な価格で購入することが
できます。種類はいろいろありますが,タスマニアの蜂蜜でスタンダード且つお勧めが
Leatherwoodという落葉樹由来の蜂蜜だそうです。
ラズベリーパフェこの後,さらにB12号線東に向かい,少し経路を外れC163号線で少し北にある
エリザベス・タウン(Elizabeth Town)に到着。ここにあるラズベリー・ファームの
レストラン(Christmas Hills Raspberry Farm Cafe)にて昼食を頂きます。ランチ
食事は普通なんですが,名物のラズベリーが
威力を発揮するのは,やはりドリンクや
デザートですね。
 中部山岳台地 セントラル・プラトー(Central Plateau)を行く 
パイン・レイクウォーク昼食の後は,A5号線で高度を上げ標高1000m程度の
台地の上を一気に南下して行きます。
この台地を登り切ってしまうと比較的平坦なんですよね。
インドのデカン高原なんかも登ると果てしなく平ら
なんですが,デカン高原はマグマ由来の高原,
セントラル・プラトーは氷河の浸食由来なので生い立ちは
随分違いますね。途中,展望台で休憩しながら,
パイン・レイクウォーク(Pine Lake Walk)
という散策路に到着。
荒涼とした景色が,厳しい自然環境を物語っています。
クッション・プラントここのは名前の由来となっているペンシル・パイン
(Pencil Pine)の古木群や高原でしか見れない
クッション・プラント(Cushion Plant)といった
珍しい植物を見ることができます。
クッション・プラントは種類の違う植物が何種類か
寄り集まっているそうです。
泥だらけの車台地の中で最大規模のグレート湖(Great Lake)が見えてくると,
道路は未舗装となり対向車が本当にそこまで汚れるか?と言いたくなる
くらいの泥まみれで走って来ます。湖畔より分岐するB11号線に入り,
宿泊地であるブロンテ・パーク(Bronte Park)の
「Bronte Park Highland Village」に到着です。
わぁ,対向車見た時は冗談かと思ったけど,本当にドロドロだぁ。
 またまたカモノハシ〜ビック・サプライズ! 
ナイヴ川ホテルにチェック・インした後,再度カモノハシを見に行きました。
少し南にあるA10号線のナイヴ川(Nive River)の橋の上です。
ここでの小一時間はこの旅一番の寒さでした。
恐らく零度近かったと思うのですが,待てど暮らせど
肝心のカモノハシは姿を見せませんでした。
まだ,カモノハシを見れていない参加者が一人いますので,ガイドのN氏も余裕が無くなってきましたが,仮に見ることが出来なくても相当挽回できるであろうサプライズを用意してくれていました。
ウォンバットの赤ちゃんホテルに帰ると,近所の人がダンンボールを二箱
持ってきてくれました。中を見ると・・・・!

何と!ウォンバットの赤ちゃんが2匹。 可愛すぎる!
皆テンション上がりまくり。暫しご堪能下さい。
シンディーウィリー
生後10カ月程度のウィリー(Willy)と7か月程度のシンディー(Sindy)です。
ちなみに,Sindyはどう聞いてもセンリに聞こえていたのですが,
スペルを聞いてやっとわかりました。OG英語癖あるなぁ。

この2匹は交通事故で亡くなった母親の袋から助け出され,
近所の人が保護したそうです。何か切ない話ですね。
 動物と一緒に夕食! 
夕食はホテルで取ります。食事は大したこと無いのですが,
このレストランの大きなガラス戸の向こうは動物天国です。
餌を仕掛けておくと,ポッサムが来る来る。
     ポッサム  
おっ,ワラビーも登場。こうして夜が更けていきましたとさ。

ワラビー