10月13日(木) | ||||
ボルドウィン・ストリート(Baldwin Street) | ||||
この日は二日間滞在したダニーデンに別れを告げ,次の目的地である オアマル(Oamaru)へ向かいますが,その前にダニーデン郊外の名所に寄り道していきます。 まずオタゴ大学(University of Otago)で風格のあり校舎を見た後, ボルドウィン・ストリートに行きました。 住宅街にある一般の道なのですが, 何を隠そう世界一(ギネス公認)の急坂があることで知られています。 写真で分かるでしょうか? どの車も坂の前から加速して一気に上っていきます。 確かにパワーのない車はのろのろ登ったら エスントするでしょうね。 この坂では歩いて登る気力も失せます。 |
||||
モエラキ・ボルダー(Moeraki Boulder) | ||||
ダニーデンからオアマルへはひたすら国道1号線を 北上するわけですが,モエラキ・ボルダーは その途中の浜辺にある実に風変わりな風景です。 直径1m以上の丸い岩があちらこちらに転がっています。 この自然現象は陸の上で長い時間をかけて出来上がった丸岩が浜辺に転がってきたものらしいのですが, そのメカニズムは物理的作用に加え化学的な作用が 重要な役割を果たしているそうです。 説明すると長くなるので割愛させていただきます。 (というより難しくてわからない) ただ,自然って不思議だなぁと思うばかりです。 |
||||
オアマル(Oamaru) | ||||
オアマルは昼前に到着しました。インフォメーションセンターで情報収集した後,昼食はインフォメーションセンターで 紹介してもらった「Short Black」というカフェで食べましたが,さすが地元の人が進めるだけあって美味しかったです。 翌日の朝食もここでとることにしました。 オアマルは良質の石灰石が採れることで有名らしいのですが,町の中には石造りの歴史ある建物があちらこちらにあります。 インフォメーションセンターでもらったパンフレットを片手に 片っ端に見てまわりました。 左写真は町で一番目立つセント・ルーク・アングリカン教会 (St Luke's Anglican Church)です。おじいさんがいて色々 説明してくれたのですが,英語がほとんど分かりませんでした。 その時,「ポッポー!」 何と目の前の踏切を蒸気機関車に 引かれた貨物列車が通過していきました。 すっすごすぎる・・・この町の雰囲気に蒸気機関車。まるで タイムスリップしたみたいです。機関車の写真撮り損ねたぁ・・・ 右写真はハーバーストリート(Harbour St)の倉庫群, 昔の映画なんかに出てきそうです。 何か臭うと思ったら,倉庫の中はウール満載でした。 その他にもナショナルバンク(左写真)や郵便局等, ごく日常のありふれた施設までがことごとく渋くて 風格のある建物ばかりです。 実はオアマルが今回の旅行で一番気に入った町並みです。町自体はこじんまりとしていて見やすい上に, 建物が歴史を感じさせるものばかりで飽きません。 |
||||
下見 | ||||
オアマルには2つのペンギンスポットがあります。 市内観光の後,その2つのペンギンスポットがある半島に下見に行きました。 ペンギンが海から戻って来るのは夕方頃ですので, 昼過ぎではあまり見ることができません。 しかし,ブッシー・ビーチ(Bushy Beach)で 浜辺に下りてみると,オットセイの仲間である ニュージーランド・ファーシール(New Zealand Fur Seal)が爆睡中でした。気持ち良さそうですねぇ。 こいつ夕方にもう一度来た時もまだ寝てました・・・。 半島の丘の上には展望台がありオアマル湾沿いの 町並みを一望することができます。 |
||||
お散歩 | ||||
下見の後,一旦この日の宿「Ambassador Motor Lodge」に チェックインしました。 B&Bスタイルの宿です。 その後,ペンギンが浜辺に戻ってくる夕方までの間, オアマル・ガーデン(Oamaru Gardens)を散歩して 時間を潰しました。 良く整備されていて市民の憩いの場になっているようです。 庭園には桜並木や朱塗りの橋等 日本を思い出させる風景もありました。 この公園の歴史も古く1876年に作られたそうです。 |
||||
2つのペンギン・スポットへ | ||||
夕方になったのでキガシラペンギン(Yellow Eyed Penguin)を見るために 先程のブッシー・ビーチに戻りました。 まだ,本格的にペンギンが戻ってこないようなので,町のマクドナルドで夕食を済まし, もう一度見に行きました。 このようにペンギンに会えるまで町と半島を何回も往復しました。 → ペンギン訪問記(Bushy Beach)へ 19:00過ぎまでキガシラペンギン(Yellow Eyed Penguin)を見ていましたが, 日没は20:00頃が近づいてきましたので, もう一つのペンギンスポットを訪れるために半島の反対側 オアマル港側に回ります。 ここにはコガタペンギン(Blue Penguin)のコロニーがあり 日没のタイミングで巣まで戻ってくるペンギン達を見ることができます。 ここのペンギンパレードがオアマルで最も有名な観光スポットになっています。 → ペンギン訪問記(Oamaru Blue Penguin Colony)へ 帰りはすっかり夜でしたので運転には注意して帰りましたが,案の定ペンギンが道路を横断して行く光景に出くわしましたよ。 |
||||