10月14日(金) | ||||
オアマルの朝 | ||||
この日はアカロア(Akaroa)に向けて300km以上の移動です。 この旅行で最も長い距離を運転しなければなりません。 朝食は昨日昼食をとった「Short Black」で食べました。 ボリューム,味ともに充分満足いくものでした。 そして,懲りもせずもう一度ペンギンを見たくてブッシー・ビーチに寄りました。 これで4回目です・・・ → ペンギン訪問記(Bushy Beach)へ 朝からペンギンにご挨拶したところで,この気に入った町に別れを告げました。 |
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ティマル(Timaru) | ||||
国道1号線をクライストチャーチに向けて北上していくと, 途中ティマルという小さな町を過ぎます。 この町は昔から港町として栄えてきたようです。 カンタベリー地方の南端に位置し,休息をとるには ちょうどよい場所で,いくつか見所があるので 散策してみました。 まず,駅前のインフォメーションセンターで情報収集した後,サウス・カンタベリー博物館(South Canterbury Museum)に行きました。 ティマルは港の大規模な改修を経て現在の姿になったそうですが,その歴史が細かく説明されいています。 また,ライト兄弟と同時期に飛行機による飛行に挑戦していたと いう,リチャード・ピアスの飛行機の模型があります。 実際,飛んだのはライト兄弟より早かったそうですよ。 宣伝が足りなかったみたいですけど。 いました!ロイヤル・アルバトロス!!! の剥製・・・ 剥製でもこの愛嬌です。 日本語ではアホウドリですが,本当にとぼけた顔ですねぇ。 町外れに小さな灯台がありました。 19世紀に作られたもので1970年まで 現役だったそうですよ。 |
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ワイナリーとチーズ工場 | ||||
ティマルよりさらに国道一号線を北上していきますが,良い風景とはいえ変化に乏しいため運転は結構疲れました。 途中地方都市をいくつか通過しますが,基本的に のどかな風景と直線道路の組み合わせが延々と続きます。 クライストチャーチには入らず数十km手前のバーンハム(Burnham)という町の辺りから右折し,クライストチャーチとアカロアを結ぶ国道75号線にショートカットします。 アカロアはバンクス半島(Banks Peninsula)の先端の方にある町ですが,この半島は非常に起伏のある地形でリトル・リバー(Littele River)という町を過ぎた後から峠越えで海に突き出た半島を走ってるとは 思えない状態になります。 峠の上からアカロア湾(Akaroa Harbour)が 見えてきました。 アカロアは湾をぐるっと回った向こう側になります。 ちょっと寄り道して,峠を下った直後に右折し湾沿いに進んだ所にあるフレンチ・ファーム・ワイナリー&レンストラン (French Farm Winery & Restaurant)でワインを購入。 晩に飲むつもりです。 さらに,国道沿いにあるバリーズ・ベイ・チーズ工場 (Barry's Bay Cheese Factory)でおつまみのチーズを購入。 昔ながらの製法で製造しているこだわりのチーズだそうです。 中はガラス越しに製造工程を見ることができますが, 残念ながらこの日は稼動していませんでした。 |
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アカロア(Akaroa) | ||||
15:00ぐらいにアカロアに到着し,まずはこの日の宿 「La Rive Boutique Motel」にチェックインしました。 宿の名前もフランス語のようですが,この町には他にも フランス語の名前の店やフランス様式の建物に出会います。 この町はイギリス人が本格的渡って来る前から フランス人によって開拓された町です。 非常にイギリスの影響を受けたクライストチャーチの近郊にありながら随分と趣が違うのがこの町の特徴です。 ←フランス国旗が見えますか? 19世紀に建てられたラングロ・イテブノウ・コテージ (Langlois Eteveneaux Cottage)です。 町の中心部にある博物館の敷地内に建てられています。 町には19世紀に建てられた以下の三つの教会があり。 それぞれの距離は近く歩いて全てを見ることができます。 1)セント・パトリック教会(St Patrick's Church) 内部も町の教会らしく, ケバケバしさはなく質素で落ち着いた雰囲気です。 2)トリニティ教会(Trinity Church) パトリック教会のすぐそばにあります。 外観に派手さはなく。教会というより町の人が気軽に 集まれるような集会場といった感じでしょうか。 3)セント・ピーター教会(St Peters Church) インフォメーションセンターの向かいにあります。 アカロアではこの他,今回時間の都合で参加できなかったハーバー・クルーズがヘクターズ・ ドルフィン(Hector's Dolphin)と出会えることで有名です。イルカと泳げるツアーもあるそうです。 まだ16:00前ですが夕方からペンギン観察に出掛け, かなり夜遅くなる可能性があったので夕食は早く済ませました。 「Bully Hayes Bar & Cafe」は見晴らしの良いレストランで, 地元で取れるアカロアサーモンを食べました。 そして17:00を過ぎ,いよいよ待望のハネジロペンギン(White Flippered Penguin)を 見ることのできるツアーの時間がやってきました。 → ペンギン訪問記(Pohatu Penguin Tours)へ 帰ってきたら20:00を過ぎていて町の店はほとんど閉まっていました。 夕食を済ましておいてよかったぁ。 |
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