10月15日(土)
 リトルトン(Lyttelton) 
リトルトン
この日はアカロアよりクライストチャーチに
向かいますが,来た時とルートを変えてリトルトン経由で行くことにしました。
リトルトンもバンクス半島にあるクライストチャーチ近郊の港町です。この町の歴史は古く,最初に静かな湾に
面したリトルトンにたどり着いたイギリス人入植者が
より広い土地を求めて背後のクライストチャーチを
発達させたそうです。タイムボール


町の名所であるタイムボール・ステーション(Timeball Station)に
行きました。港にいる船に時間を知らせるためのものらしいですが,どうやったら時間が分かるのかよくわかりませんね。
19世紀後半から20世紀前半まで実際に使われていたものだそうです。残念ながら工事中で建物内に入ることができませんでした。

タイムボール・ステーションのある高台からは港を取り囲んだ
リトルトンの風景が良く見えますよ。

リトルトンで簡単な昼食を食べてクライストチャーチに向かいます。
背後の山には1964年に開通した自動車専用のトンネルがありクライストチャーチへは
車で30分もかかりません。
これがなければ峠越えか湾岸のワインディングしかなく,昔は随分不便だったんでしょうね。
 クライストチャーチ(ChristChurch) 中心部 
大聖堂
クライストチャーチに着くと車を駐車場に止め,
早速シンボルである大聖堂(The Cathedral)を見ました。
外から見ても中に入っても美しさも兼ね備えたその威容に
圧倒されます。
ちなみにお金を払ったら中でも写真を撮れます。
う〜ん意外と商売熱心ですねぇ。

大聖堂内部



クライストチャーチ中心部



大聖堂は町の中心部の広場にあり,
この周辺にはお土産を買う所もたくさんあります。
我々にこの辺りでお土産を買い込みました。

 エイボン川(Avon River)沿いの見所  

クライストチャーチを流れるエイボン側沿いには見所がたくさんあります。
いくつか見て回りましたので紹介します。

追憶の橋
左写真はエイボン川に掛かる
追憶の橋(Bridge of Remembrance)です。
美しいアーチ型の門を持っており他の橋と比べても
一際目立つ存在です。何でも戦争に出て行く兵士をここから駅まで見送ったそうで,1923年に造られたとのことです。
夜間にはライトアップされます。

キャプテン・スコット

エイボン川沿いにはこの他にも南極探検で有名な右写真の
キャプテン・スコット像(Captain Scott Memorial Statue)や
カンタベリー州庁舎(Canterbury Provincial Council Building)があります。

州庁舎外観
英国風の州庁舎は19世紀に建てられたもので,非常に重厚な雰囲気をかもし出しています。
左下の薄暗い廊下を歩いて,右下の大層な会議室で
会議をやることを想像するとちょっと緊張しますね。



州庁舎廊下州庁舎大会議室









パンティング

今回はパスしましたが,時間があれば参加したいのが,
このエイボン川を小船で下るパンティング。
ちょうど船が通り過ぎていきました。




モナ・ベイル
写真はモナ・ベイル(Mona Vale)という19世紀後半の
個人邸宅です。
市街地から少し離れた所になりますが,
やはりエイボン川沿いにあります。
カフェになっており,川のほとりでゆっくり休憩することが
できますし,庭園を散歩するのも良いでしょう。


Bella Vista Motel

次の目的地であるウィロウバンク動物公園(Willowbank Wildlife Reserve)に行く前にこの日の宿「Bella Vista Motel」に
チェックインしました。


 ウィロウバンク動物公園(Willowbank Wildlife Reserve) 
クライストチャーチ郊外にあるこの施設はニュージーランド固有の珍しい動物を気軽に
見ることができます。
夜も遅くまで開いており,各種イベントも充実しておりお勧めスポットです。
キーア


この鳥はキーア(Kea)といって標高の高い森林に住む
珍しいオウムで,よく登山者にいたずらすることで
知られています。
確かにちょっと悪そうな顔してますね。



キウイ
やはり,一番の見所はニュージーランドの国鳥で
飛べない鳥として有名なキーウィ(Kiwi)でしょう。
夜行性のため暗い部屋で飼われています。従って写真
撮影はできませんが,何と彼らの周りはガラスで覆われているのではなく低い柵に囲まれているだけなのです。
間近に彼らの気配を感じることができ鼻を鳴らすような
変な鳴き声も聞こえます。

ウマ


その他,馬や羊にエサをあげて触れ合うこともできます。
この幸せそうな顔・・・


 クライストチャーチの夜 
1015夕食

夕食はThe Georgeというホテルの中にある
「Pescatore Seafood Restaurant」で食事をしました。
クライストチャーチのレストラン中でも
特に人気の高いレストランだけあって,さすがに美味しかったです。





その後は市街地の南の高台にあるサイン・オブ・ザ・キーウィ「Sign of the Kiwi」という
古い建物までドライヴして,クライストチャーチの夜景を眺めました。